「NET WORK」を観ての感想。
ハワードの発言が過激になっていくに連れて、まわりの反応もおかしくなっていく様が面白かったです。彼だけが壊れたのではなく、それに関わった人たちも普通の精神状態では無くなってしまったのです。テレビ報道を鵜のみにしてしまう怖さと感覚が麻痺してしまったテレビ業界の人間の滑稽さを、シリアスに皮肉って描いていると思います。
ハワードの演説やハワードに対しての会長の説教はすごい迫力でした。頭ごなしに押さえつけるような物言いですが、人間を思い通りに動かす為にはとても効率的なやり方なのだと思いました。
政治家のスピーチもこのような言い回しなのかと思いました。
私達はテレビっ子世代なので、ニュースで流れた事を確認する事もせずに、鵜のみにしてしまいがちです。それで、テレビ画面を通して、ゲーム感覚で簡単に人を殺したり、物を盗んだりしてしまうのも、後でリセットができるという感覚で麻痺してしまっているのだと思います。この作品には、その怖さを再認識させ、その愚かさに警鐘を鳴らすという意味が、含まれていると思います。
テロ事件にしても、事件を起こした犯人をもぅ突き止めているのに逮捕されず、時が流れていっているということは、テレビ情報も私達もまやかしに過ぎないのではないかと思う・・・。
2 件のコメント:
Is this about a movie? What's the movie title? Your blog entry was kind of hard to understand.
I'm sorry.
Yes!!This comment is about a movie.
The movie title is "NET WORK".
The movie story was difficult for me because there were many difficult words.
I'll tyr watching some movies from now on!!!
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